my好物番 組思い入れ文 

 

とりあえず適当に書きやすいものから・・・

東映連続テレビドラマ編
1978

ス パイダーマン
1978.05.17-1979.03.14
東京12チャンネル 毎週水曜19:30- 20:00
全41話 8.00%
制作:東映、東映 エージェンシー
東映P:吉川進/脚本:上原正三、高久進ほか/監督:竹本弘一ほか
己の視聴度:★★★★   (レンタルビデオ、DVD)
思い入れ度:★★★★    (DVD)
 スー パー戦隊シリーズを語る上で欠かせない、唯一の中断期間である1978年頃に当時(前後)のおなじみの戦隊スタッフが手掛けた作品。スーパー戦隊特有の、 敵が巨大化し、主人公が巨大ロボに乗って倒すという図式が出来た作品でもある。そういう意味でも東映特撮番組の記念碑的作品なのだが、元々1時間の大人向 けで企画されていたこともあり、内容はかなり子供番組の域を出ている。というか私は吉川進プロデューサーの最高傑作だと思う。(2位はバトルフィーバー、 3位はデンジマン…。)キャラクターやアクション、ストーリー共にすっとこどっこいな感じと、ハードな感じが上手い具合混じり合っていて、非常に味のある 作品になっていると思う。俳優陣も粒ぞろい。


1992

恐竜戦隊ジュウレンジャー
1992.02.21-1993.02.12
テレビ朝日 毎週金曜17:30-17:55
全50話 7.14%
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
東映P:鈴木武幸、白倉伸一郎/脚本:杉村升ほか
己の視聴度:★★★★★ (リアルタイム、レンタルビデオ、CS)
思い入れ度:★★★★★  (DVD、玩具)
 筆者 が はじめて本格的に視聴したスーパー戦隊シリーズ。巨大ロボおよびマシンを神と位置付けたり、子供の人気がすごかったり、初の6人目が出てきたり、海外でパ ワーレンジャーになったりといったことがよく評価されるし、確かにそこいらも凄いだと思うのだが、ブライが登場してきてからの縦軸のドラマ展開やテーマ性 描写はかなり綿密に構成されていてることがあまり評価されていないのが個人的には残念。まあ一言で言うと、「生と死」だったり「命の輪廻」がテーマとして 語られていて、その極め付けが、第42話「ブライ、死す」あたりで、ブライが残り命わずかな時に出会った重病の少年に「命の水」を与えて、自分は死んでし まうところだろう。その後も、バンドーラの息子(カイ。てか高橋一生)が出てきたり、最終回でグリフォーザーとラミイに子供が生まれたり、勿論最後に恐竜 の赤ちゃんが生まれるのもそうで、全てこのしっかりとした縦軸から物語を紡ぎだしている結果と言える。あとレギュラー陣、神殿のデザインをした篠原 保の仕事が最高。


1993

五星戦隊ダイレンジャー
1993.02.19-1994.02.11
テレビ朝日 毎週金曜17:30-17:55
全50話+劇場版1本 6.95%
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
東映P:鈴木武幸、白倉伸一郎/脚本:杉村升ほか
己の視聴度:★★★★  (リアルタイム、CS)
思い入れ度:★★
 個人 的にはまだ難しくてよくわからなかったという印象が…。ダイレンジャーとゴーマも喧嘩両成敗させようとする大神龍とかの登場や、衝撃の最終回(幹部全部泥 &50年後の同窓会)は白倉Pの今後の作品の作風に受け継がれている気がする。最終回はかなり面白かった。グロかったのはちょっとアレだったけど…(東条 監督の趣味かも)


セールスレディは何を見た 1993.04.15-1993.06.24
テレビ朝日 毎週木曜21:00-21:54
全11話 7.07%
制作:テレビ朝日、東映
東映P:中曽根千治、手塚治/脚本:塩田千種ほか/監督:大井利夫ほか
出演:岸本加世子、内藤剛志、かとうれいこ、萬田久子ほか
己の視聴度:      (CS)
思い入れ度:
 当時 によくありがちな職業ものドラマ。おまけに保険のセールス。初回だけCSで見たけど、すごくぬるかったなぁ。スタッフのメンバー的には今の方が仕事できて る。

1994

忍者戦隊カクレンジャー 1994.02.18-1995.02.26
テレビ朝日 毎週金曜17:30-17:55
全53話+劇場版1本 5.73%
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
東映P:吉川進、鈴木武幸、寺成紀/脚本:杉村升ほか
己の視聴度:★★★★  (リアルタイム、CS)
思い入れ度:★★
 初期 は忍者なのにアメコミ的な演出や妖怪のデザインだったり、講釈師がいたり、いろいろな意味で斬新で面白かったけど、第2部がはじまる少し前くらいからまと もになった。最後の方は鶴姫とその父・白面郎(五代高之)の物語がメインに。


さすらい刑事 旅情編 【VII】
1994.10.05-1995.03.22
テレビ朝日 毎週水曜21:00-21:54
全22話 15.4%
制作:テレビ朝日、東映/東映P:武居勝彦、(須藤泰司)
出演:
宇津井健、植草克秀、田中義剛、冨家規政、相川恵里、蟹江敬三、早見 優、三 浦洋一
己の視聴度:★★★    (リアルタイム、地上波再放送)
思い入れ度:★★★
 シ リーズ最終作。再放送は他のシリーズも見ていたけど、録画できたのはこのシリーズのみ。前作から『相棒』の須藤Pがプロデューサー補で参加している。三浦 洋一と植草克秀の掛け合いは面白かったなぁ。キャラと事件解決(謎解き)と人情がバランスよくとれたシリーズだったのではないでしょうか。もっと評価され ていいと思 う。

1995

超力戦隊オーレンジャー 1995.03.03-1996.02.23
テレビ朝日 毎週金曜17:30-17:55
全48話+劇場版1本+Vシネマ1本 4.45%
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
東映P:吉川進、鈴木武幸、寺成紀
脚本:杉村升、井上敏樹、曽田博久、上原正三、高久進
己の視聴度:★★★  (リアルタイム、CS)
思い入れ度:★★
 まず 第1話のハードさに度肝を抜かれたが(今から思えば東條監督のドSっぷりも面白いが…)、それ以降は小2〜3だった筆者にとっては地味な印象に。ロボット がわんさか出始めた秋ごろには、私は習い事で公文式を始めたせいで見られない回も増えた。正直、シリーズ歴代最低平均視聴率なのは頷ける。ただ、2010 年、CSで再放送されたのを見返してみると、ロボットがほぼ隔週で出てくるのは結構エキサイティングな展開(まあ物語が破綻してないわけじゃないけ ど…)。
 そして、戦隊シリーズ20周年記念作品だったということもあり、脚本家は過去(当時)のメイン作家が全員過不足なく集まっているのも特筆すべき点だろ う。曽田氏が結構ロボット登場編を担当しているのに対し、大ベテランの上原氏がくだらない話ばかり担当しているのが笑える。初期の戦隊やスパイダーマンは 曽田氏の方がぶっとんだ話を書くイメージがありましたが。

1996

激走戦隊カーレンジャー 1996.03.01-1997.02.07
テレビ朝日 毎週金曜17:30-17:55
全48話+Vシネマ1本 4.79%
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー
東映P:寺成紀/脚本:浦沢義雄、荒川稔久、曽田博久
己の視聴度:★★★  (リアルタイム、CS)
思い入れ度:★★★
 放送 当時は、余り面白くなかった(失礼)前番組の次にこんなギャグ戦隊が来て、びっくりしたのと同時に、大歓迎したものだった。ただやはり私は、同年のギャグ 特撮『シャンゼリオン』(1コ下参照)と比べてしまうせいか、「そんなにギャグの密度高かったっけ!?」って思ってしまう。確かに決め台詞が「戦う交通安 全」だったり、「イモヨーカン」で敵が巨大化(or縮小)したり、他にも要所要所はちゃんとギャグが散りばめられているし、キャラも世界観も独特の雰囲気 でいい感じなのだが、キャラの掛け合いや、ストーリー、演出がものすごく笑えたシーンというのは案外少なかったような気がする。その点では「シャンゼリオ ン」や次作の「メガレンジャー」などの方が上を行っていると思う。


超光戦士シャンゼリオン 1996.04.03-1996.12.25
テレビ東京 毎週水曜18:00-18: 30
全39話+ラジオドラマ1本 5.72%
製作:テレビ東京、読売広告社、東映
東映P:吉川進、白倉伸一郎、(武部直美)/脚本:井上敏樹ほか
監督:長石多可男、小中肇、蓑輪雅夫、諸田敏
己の視聴度:★★★★★ (リアルタイム、レンタルビデオ、DVD、CS)
思い入れ度:★★★★★★
 放送 開始時はなにげなく見てたり見てなかったりで、「声が(口と)合ってないな〜」くらいの印象だったが、徐々に面白くなっていき、第36話「新たなる敵、か!?」で大爆発。これはちゃんと毎回見なければ!!と思った矢先、次回予告で 「いよいよクライマックスだ」宣言。その後3回で終了。もちろん最終回ものけぞったけど。
 それでしばらく経った、1999年夏ごろに、ふと思い出してレンタルビデオで全部視聴しました。ちょうど東映公式サイト(シャンゼリオンメモリアル)も 更新が頻繁になった頃で、ますますハマるばかり。その時はまだ、同じスタッフで仮面ライダーの新作が作られることになるとは夢にも思わなかったけど…。
 本作の魅力は、キャラクターやストーリーが(当時の)ヒーローもの、更にはテレビの常識を、逸脱した面白さがあるところと、一方で妙に現実じみた描写 (銀行員が出てきたり、宗方が金なかったり、都知事選があったり、また普段は人間に紛れている闇生物の描写なんかも)が合い交わってるところでしょうか。 という訳で、ヒーローとは何か、正義とは何か、悪とは何か、笑いとは何か、テレビ番組とは何か、社会とは何か、を考えるのにぴったりな作品…なんつって。




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